学生の研究
指導者の立場から—プロセスレコードで思考過程を訓練する
武藤 美知
1
1国立療養所東京病院付属高等看護学院
pp.459
発行日 1974年4月1日
Published Date 1974/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661916995
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新カリキュラムの理念をどう生かしていくか,これは看護学院の教務の人であれば,その方法を考え,そして成果を気にしながら卒業生を世に送る.臨床実習でプロセスレコードの課題を与えて4年になる.
プロセスレコードで,私が学生に期待し,ねらいとしていることは,1)行為を文章化し,考察の訓練をする
2)学生自身が自己の内面をよく知る(行為を裏づける心,考えを明らかにしてみる)
の2つである.
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