疾病の病態生理—最近の考え方・10
白血病
川越 裕也
1
1大阪大学医学部・第一内科
pp.1324-1327
発行日 1972年10月1日
Published Date 1972/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661916461
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白血病は血液の癌として知られ原爆被爆者に多発し,1945年以来とくに注目されはじめた疾患である.その頻度はこの25年間,世界的に急速に増加し,治療の進歩はあるにせよ僅かの延命効果しか期待できず白血病は未だ不治の病として恐れられている疾患の1つである.ここではその概略について簡単に述べる.
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