ほんやく(最終回)
—AMERICAN JOURNAL OF NURSING November 1970—冠疾患の治療の次にくるものは?
アン・ハーン
1
,
ナンシー・ドラン
1
,
藤本 佳代子
1
1高階心臓病クリニック
pp.516-518
発行日 1972年4月1日
Published Date 1972/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661916301
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冠疾患ユニット(CCU)は飛躍的に成長しており,それは年間約80,000から100,000人の生命を救つていることを意味しています.しかし,CCUを退院したあと,心筋硬塞の患者には何が起こっているのでしょうか?急性期には,その症状に関連した優れた看護が行なわれていますが,家庭におけるリハビリテーションの時期においてはたして自分で責任を持ってゆけるように準備されているでしょうか?
ナースは心疾患の患者が自立してゆくよう指導すべき重要な位置にあり,食事,薬,治療,環境,職員,そして最も大切な,病気に対する患者の反応について考えることができます.また,簡潔な評価を行ない,病気や患者に関する知識にもとずいて正確な助言を与えることができます.
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