1200字通信・13
書く楽しみ―その次にくるもの
板野 聡
1
1寺田病院外科
pp.728
発行日 2010年5月20日
Published Date 2010/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407103069
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- 文献概要
卒後30年目を過ぎ,最近はこうしてエッセイを書かせていただくことになっていますが,今あらためて数えてみると,現在までに私が筆頭著者の原著は22編,症例報告は35編ありました.これに論文への質問(Letter to editorやDiscussion)なども含めると,学術論文を60編以上書いてきたことになります.もっとも,質より量と言われそうで赤面の思いもないわけではありませんが,そんなことに挫けず,今後も学会発表や論文の執筆を続けていきたいと思っています.
こうして文章を書くことになった原点は,最初の研修先で指導していただいた先生から,学会抄録や論文の書き方の御指導をいただき,ものを書く楽しみを教えていただいたことにあると感謝しています.まさに,「三つ子の魂百まで」とはよく言ってあるものと感心し,若いころの教育の大切さをあらためて実感することになっています.
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