グラフ
人工腎透析の看護業務
樋口 順三
1
,
嶋田 和子
1
1東京人工腎臓センター
pp.50-55
発行日 1971年11月1日
Published Date 1971/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661916175
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これまで治療の方法もなく死を待つのみであった末期腎不全患者も,週2-3回の人工腎透析を続けることにより元気を取りもどし,りっぱに社会に出て仕事ができるようになってきた。医学的には人工腎臓は一応完成した治療方法といえる段階に達したが,年間1万人に及ぶ日本の腎不全患者を救うにはあまりにも治療施設が少ない。ベテランの透析スタッフの養成が目下の大問題である。ここでは人工腎臓の治療の第一線で活躍する腎センターの看護婦の業務内容を紹介する。
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