グラフ
新しい検査室……板橋日大病院臨床検査部—スペース自在の検査室へ
土屋 俊夫
1
,
河合 忠
2
,
河野 均也
2
1日大病院
2日大
pp.1405-1408
発行日 1970年12月15日
Published Date 1970/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542907026
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1970年6月開院した板橋日本大学病院は1200床を有する大規模病院であり,臨床検査科にもいくつかの新しい試みがなされた.検査部の設計にあたって特に配慮されたのは,検査業務の変遷に従っていかようにも模様替えできるよう,フレキシブルな検査室を作ろうということにあった.そのため,各部門間の間仕切りはやむをえない所を除いてすべて可動式のガラス仕切りとし,実験机もすべてユニット机を用い,床に配置されたピットおよび壁に組み込まれたパイプシャフトを利用して,簡単に模様替えができるよう配慮されている.さらに,今後の検査業務の拡大および自動化に伴って起こるであろうスペースの問題も解決できるよう,将来増築しやすい場所に配置されている.
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