巻頭論文
職業としての看護
杉 政孝
1
1立教大・社会学
pp.10-20
発行日 1971年11月1日
Published Date 1971/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661916169
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白衣の天使とよばれ,暗黙のうちに奉仕をしいられてきた看護職。しかし,現代社会では専門的な知識と技術を必要とする「職業」であることを否定することはできない。近代医療の中では,診療と看護は両輪といわれているが,看護業務は必ずしも明確に打ち出されているとはいえない。そこで,社会学の立場から「職業としての看護」を歴史的な展望で位置づけ,将来の「専門職への道」を確立するために何を解決していかなければならないかを分析していただくことにした。
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