バイオエシックス・セミナー・11
職業としての看護
木村 利人
1,2
1ジョージタウン大学ケネディ研究所
2アジア・バイオエシックス研究部
pp.1421-1424
発行日 1984年12月1日
Published Date 1984/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661920959
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時代的背景
1950年代から70年代にかけて,世界的なスケールで‘自分の生命を自分で守る’ための様々な社会・市民運動が形成されてきたことについては,既に前にふれました.
欧米など医療先進諸国では全人医療・看護運動,セルフ・ケア運動,女性の解放と健康を守る運動1)などの展開の中で,地域住民や一般国民が医療・保健の公共政策づくりの決定過程に参加することが当然のこととなりました.
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