医学と看護
夏における小児の扱い—乳幼児を中心にして
木村 ミチ
1
1新潟大学医学部付属病院小児科
pp.81-84
発行日 1969年8月1日
Published Date 1969/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661914577
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いろいろな抗生剤や予防接種,衛生思想の普及などにより,乳幼児の疾病や,死亡率にも大きな変化がもたらされてきたが,高温多湿なわが国の夏季には,まだまだ小児の伝染性疾患は多く,また小児の扱いのうえでも,暑さのためいろいろ問題になる点も多い。
しかし,これらのことは保育者のちょっとした注意で十分に予防できることもたくさんある。なかでも乳幼児の養護のうえで問題が多い。暑い夏から,小児の健康を守るために,その扱いのうえで特に注意したい点を,乳幼児を中心にとりあげてみた。
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