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シリーズ/霊長類ヒト科—無心
pp.114-115
発行日 1968年11月1日
Published Date 1968/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661914215
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古人日く“我思う,故に我あり”──無心とはすなわち,我思わざる状態をさすことに他ならない,したがってそれは我なき姿,人の姿にして人にあらざるさまをいうのであろう。
してみるとここに無心と題して二葉の写真を掲げた編集子の意図は語らずとも明らかである。つまり—人間てやつも我を忘れるとこうなっちゃう。ほら,オランウータンかはたまたキツネかカバか…気をつけましようね,お嬢さん──というわけ。
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