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海外医療ジャーナル—保存のための“心臓冷却”実験(東ドイツ)/大言小言—専門職に見合う地位と待遇を
東畑 朝子
1
1栄養短大
pp.112-113
発行日 1968年11月1日
Published Date 1968/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661914214
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心臓移植の可能性を一段と確かにするのではないか,と思わせるニュースがある。
東ベルリンのドイツ科学アカデミー主任助手,ワルバノフ博士の“心臓冷却”実験がそれだ。博士は,温度調整ができる浸透装置の助けを借りて,目下兎の心臓を素材にテストをくり返している。この実験によると,心臓が害をうけないようにしながら,またその機能を制限しつつ,摂氏零下20〜25度まで冷却され,再び温めることができるかどうかを見ることができるようになつている。
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