特集 新潟で起こったこと—看護婦の夜勤体制問題
総括 増員こそ真のよい看護—新潟県立病院における夜勤制限,2人夜勤の闘争経過
片桐 洵
1
,
横山 広
2
1新潟県職員労働組合
2新潟県職員労働組合医療部
pp.24-27
発行日 1968年9月1日
Published Date 1968/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661914110
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はじめに
私たちは,看護婦の悲願ともいえた,夜勤をめぐる大幅な労働条件緩和を勝ちとりました。夜勤体制の「1人を2人に」または「3人に」その回数も「月8日」とすることを「制度」として確立させました。
私たちは,闘争に勝利したあと,しばらくはこの成果の歴史的な意味をはっきり把えることができませんでした。しかし,全国のみなさんへの反響をみるにつけ,その重大さを教えられたといって過言ではありません。
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