特集 看護における患者指導
体験レポート
わたしの患者指導
回復に影響およぼす積極的指導—食事指導体験から
住吉 信子
1
1札幌医大付属病院第一外科
pp.26-28
発行日 1968年5月1日
Published Date 1968/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661913972
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はじめに
看護婦は患者またはその家族が病院にやってきたとき,家庭ではどんな食事をしていたか,バランスよく食べていたかどうかを考え,身体の栄養状態がよいかどうかを観察して,基本的なよい栄養の指導が必要かどうかを推測すると思う。
ところで,病院に入院すると多くの場合,すべてが医師の管理下にあり,病人食の決定や,栄養状態に問題があればあるほど,指示された治療食による食事療法が行なわれる。
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