特集 看護における患者指導
体験レポート
わたしの患者指導
効果の現われた時はともに喜ぶ—与薬指導体験から
瀬戸 アサカ
1
1愛知県がんセンター病院
pp.28-29
発行日 1968年5月1日
Published Date 1968/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661913973
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はじめに
血液疾患と肺疾患の患者を収容して化学療法を行なっている私の病棟では,手術・放射線などの療法をすでに終わっていて,転移または再発をおこした末期がんの患者が対象となっていることもあって,与薬には特に多くの問題点が山積している。この問題点をとりあげて,与薬時における患者指導をのべてみたい。
《問題点》
1.抗がん剤を使用している。
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