看護の潮 夜間の看護
夜間看護に合理化を—医師の立場から
安富 徹
1
1国立京都病院外科
pp.19-21
発行日 1966年11月1日
Published Date 1966/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661912927
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夜の看護が当事者だけでなくて,広くジャーナリズムにまで取り上げられるようになったのは,例の38年でしたか,全日本国立医療労働組合が人事院に提訴した行政措置要求の4項目によるようです。これらは昔から当事者の間ではくすぶっていた問題でして,管理者側としては,おもに経済的な理由から手がつけにくいと,またナース自身の側からは,臨床看護には夜勤というものは付きものだというあきらめがあって,長い間抜本的な改革がみられずに現在に至ったようです。
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