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“看護体系”をテーマに東大五月祭に参加
pp.75-76
発行日 1966年7月1日
Published Date 1966/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661912811
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去る5月20日〜22日の3日間にわたり,東京大学において恒例の五月祭(40回)が行なわれた。看護関係の催しでは,東大保健学科による“人口の老齢化に伴う問題”,また付属看護学校の学生による“看護体系”の2本の展示があった。そぼふる雨の中,“看護体系”の展示には一般の人びとが興味深げに見いっていた。焦点を患者にしぼって,看護がどのように患者を支えているかを解説しているが,一般の人たちが理解するには,せっかくのテーマも少々説明不足,看護婦さんのためにはいささか物足りない,といった中途半端さは感じられるが,その間をうめて実行委貝会の学生たちが一生懸命訪ずれる人びとに重要点を説明してまわり,なんとか看護というものをわかってもらおうと努力していた。
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