随想 明日を担う公衆衛生
ある看護学院の学院祭から
木下 安子
1
1東京大学医学部保健学科看護学教室
pp.430-431
発行日 1966年8月15日
Published Date 1966/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401203305
- 有料閲覧
- 文献概要
都内,下町にある看護学院の学院祭に招かれた。看護歴史の授業を何時聞かお手伝いしているつながりからである。
この学院は,進学課程,2年制ですでに准看護婦として職歴を持つ学生たちで,統一テーマは「職業と病気」である。この大きな問題に学生がどうとりくむか興味があった。職業病の解説,職業と病気の関係を歴史的に考察し,それに学院の周辺の工場などに対するアンケート調査の結果が柱になって会場に展示されていた。
Copyright © 1966, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.