特別記事
[新春対談]生まれる話,死ぬ話
釘村 千夜子
1
,
高柳 和江
2
1オフィスコンドミ
2日本医科大学医療管理学
pp.64-70
発行日 1995年1月25日
Published Date 1995/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611903360
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釘村 私の友人でブラジルのスラムでボランティア活動をしたり,エイズの啓蒙活動を行なったりしている友人がいるんですが,彼の口ぐせが「今回の僕の人生はさあ」なんですね。「じゃ,次回があると思っているの」って,私は聞き返していますが。
高柳さんの『死に方のコツ』(飛鳥新社)という本を興味深く読ませていただきました。その中に,「死ぬ時でも何でも,次があると思っていればすごくいいんじゃないか」とあるのを見まして,彼のように考える人たちも結構いるんだなと思いました。そして私も,そのように考えられるグループに入れるといいなって思ったのです。
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