Nursing Study
褥創を併発している脊髄損傷患者の看護
安平 三惠子
1
,
今村 洋子
1
,
伊坪 富士枝
1
,
佐々木 匂美
1
,
中村 良子
1
1長野県飯田市立病院看護部
pp.80-83
発行日 1966年2月1日
Published Date 1966/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661912639
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はじめに
脊髄損傷患者の加療は,労災病院を中心として行なわれており,その成果について,多くの報告があります。加療の出発点が再生不能の脊髄損傷では,麻痺の遺残は必至であり,避け難い合併症も多く,その看護は一般の入院患者の看護に比べ,多くの労力を要します。私たちは一地方の病院の限られた人員と設備のもとで,広範囲な褥創を伴う脊髄損傷患者の看護を行ない,一応の成果を得ました。以下私たちの方法を紹介致します。
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