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インターン問題の動き
pp.299
発行日 1965年2月10日
Published Date 1965/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402200717
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昨年10月13日,厚生省の「医師実地修練および医学教育等検討打合会」(座長,熊谷洋東大教授)は,「インターン制度に関する意見書」をまとめ,神田厚相に提出した。
この打合会は,医師試験審議会委員と医学視学委員の代表で構成されたものであるが,全国医学部長・医科大学長会議(議長・松林久吉慶大教授)や,全国大学病院長会議(議長・秋元波留夫東大教授)の代表からも意見を聞き,昨年3月から5回にわたつて審議をかさねた結果,意見書をとりまとめたもので,その骨子は,(1)現行のインターン制度は廃止する。(2)大学卒業後ただちに国家試験を実施し,医師免許を与える,(3)開業するには,1年間指定病院で研修する,というものである。
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