座談会
現代看護の課題と問題点—看護教育はこれでよいのか
鮫島 康子
1
,
荒井 蝶子
2
,
吉武 香代子
3
,
二木 シヅヱ
,
尾瀬戸 満喜子
4
,
伊藤 暁子
5
1日赤短期大学
2病院管理研究所
3都立豊島病院
4日本赤十字社中央病院
5都立第一高等看護学院
pp.36-45
発行日 1963年12月1日
Published Date 1963/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661912087
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本誌 みなさん外国にいらっしゃって,看護を勉強してこられた方ばかりですが,日本の看護の直面しているいろいろな問題を,どうお考えになっていらっしゃるでしょうか。きょうは,忌憚のないご意見をうかがいたいと思います。
■学生を受け入れる側が問題
鮫島 結局,看護というものは本質的にこうであるということを打ち出して,すべての看護婦がそれを認識して,それで自分たちの使命というか,進んで行く道を見いだし,学生はこれから先を見通して進んでいかなければいけないのではないでしょうか。
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