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看護婦は足りないか—看護制度確立の基本問題
大山 正夫
1
1全日赤企画調査部
pp.67-69
発行日 1962年11月1日
Published Date 1962/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661911782
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「交通事故は,いまきびしい非難のマトになっています。が,それ以上に重大な問題を,まだだれも考えていません。病院や看護婦さんの現実—まず,ある放火事件に焦点をあわせてみましょう……」これは「女性自身」2月12日号にのった看護婦の足りない悲劇のレポートである。ここに書かれたいくつかの事件は,ほんの氷山の一角でしかなく,誰の眼にも触れられずに葬り去られた「看護婦の足りない悲劇」は,私たち自身がいちばんよく知っているしおそろしいことだがいまも時々刻々に生まれつつある。
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