とびら
自分に足りないもの
横倉 益弘
1
1専門学校穴吹リハビリテーションカレッジ
pp.359
発行日 2008年5月15日
Published Date 2008/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551101164
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プロスポーツ選手の多くは,その主とするスポーツだけでなく,トレーニングの要素を他のスポーツや日本古来の武道などから取り入れ,「自分に足りないもの」を常に追求している.
私は25年前,専門学校を卒業して250床の民間病院に就職した.当時,その病院のリハビリテーション部門では,あん摩マッサージ指圧師が物理療法を主とした治療を行っていたため,院内においてリハビリテーションや理学療法の認識が乏しく,「がむしゃら」に業務を行って10年が過ぎた.その間,徐々に職員,患者様やそのご家族からの理学療法に対する認識は高まり,また,各診療科からの理学療法の指示も多くなっていった.
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