特集 夏の看護
病室をいかにしのぎよく
原 萃子
1
1都立広尾病院病棟
pp.27-32
発行日 1962年7月15日
Published Date 1962/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661911678
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自然の木々は水をまし,緑は濃さを増し,日毎に強くなる日ざしを感じる季節になりますと,病室にはまたしても耐え難いいろいろの事柄が私共を待伏せています。
病に疲れた患者は更に夏という季節の中での逃れ難い不快さを味わなければなりません。看護にあたる者と,病院管理関係の人々の手で,大なり小なり,しのぎよい生活ができるよう努力を,惜しんではならないと思います。
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