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リウマチの看護
高久 百合子
1
,
今井 美都子
3
,
佐藤 正美
2
1東京大学物療内科
2東京大学物療内科病室
3東京大学物療内科外来
pp.29-31
発行日 1961年5月15日
Published Date 1961/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661911331
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はじめに
欧米諸国においては,もともとリウマチ性疾患がはなはだ多く,身体障害者の大きな部分をしめる。わが国においても結核と同じように社会問題となつている。したがつて当科における年間の患者のうち1/3がリウマチと診断され,治療をつづけているわけである。
患者の気持ちをよく理解し,どのようにしたら少しでも苦痛をやわらげてあげられるか,私たちはしんけんに考えなければならない。そこで当科で行なつていること,その他,今後このようにしたら—と思うことがらをまとめてみた。しかし紙面の関係上,リウマチ疾患のそれぞれについてくわしく書けなかつたことをご承知おきいただきたい。
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