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家庭に於る老人の看護
ドーリン・ノートン
,
東京都養育院養老事業研究会
pp.45-48
発行日 1960年10月15日
Published Date 1960/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661911183
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前号のあらすじ
Ⅰ.老人の幸福とは,彼等がまだ世間から見捨てられていないという気持をもたせることである。家族の人達はつとめて老人に独立心と自尊心をもたせ,そのためにはまずなによりも,老人の話のよい聞き手でなければならない。
老人が自分の家庭の外に興味をもち,同じ年代の人々と交友することも,老人にとつて有益であり,家族の人達からすすめられてそうする場合は,家族の人達が自分を忘れずにいてくれるという感情を抱かせることになる。
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