講座
動脈瘤と静脈瘤
服部 淳
1
1東京女子医大心臓血圧研究所
pp.28-32
発行日 1960年5月15日
Published Date 1960/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661911092
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心疾患は,手術による治癒率が高くなり,代用血管の研究が進んで移植が可能になつた現在でも,動脈瘤・静脈瘤の治療は不充分な点が多い。診断がついた後は安静を守らせることが第一であり,手術後の患者の看護にも困難なことが多い等々,この疾患についてナースの仕事は多い。特にその診断に際して行われる特殊な検査については介助のテクニツクと共に覚えてほしいことである。
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