口絵
救急な場合の患者の運搬
日赤中央病院看護部
pp.5-16
発行日 1959年1月15日
Published Date 1959/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661910760
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災害発生時やその他救急な場合に,私達は手元にある物品,またはそれに工夫をして迅速に患者を安全にいかにしてその苦痛を少なく救出するかを考えなければならない.粗架を利用しての運搬の方法は昔からたびたび行われたが,その正しい利用法について,また徒手運搬の方法について知つておくことは必要なことである.患者を運搬する場合には一般に動揺をできるだけ少なくし運搬中も充分なる観察をおこたらず,患者も看護婦もエネルギーの消耗を最少限にすることが大切です.
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