発行日 1953年9月15日
Published Date 1953/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661909405
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纎維製品の豊かな現在,街には色とりどりの布地が汎濫しているが,これらのものも使用している間に次第に色あせて目ばえがしなくなつたり,又時々の色の流行等もあるので,若し女性である看護婦さん方が,御自分で衣類やスエーター等を好みの色に染め直したり,褪色した衣類や患者のふとん等を染めて直したら,どんなに喜ばれるかしれない。又看護のつれづれに,蝋染や絞り染などをするのも樂しく,患者をも喜ばせ,趣味と実益の両満足を与えることともなろう。そこで次に染色の常識について述べてみることにする。
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