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わがナース—患者からみた看護婦さん
葛山 兼武
pp.26-29
発行日 1951年5月15日
Published Date 1951/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661906854
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私はこの正月からT市の病院に入院した。何しろ15年振りの病院生活であり,今度は既に60日も入院しているので,病院や看護婦さんについて,何かと目新らしいものを感じる。
看護婦さんと云えぼ,前の入院生活の經驗から何か職業意識の露出した一寸近付き難いものだと云う先入感があつたせいか,今度の病院の看護婦さん達はまるで別の存在のように感じられてならない。
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