季節の醫學
しもやけ—その症状と豫防
高橋 吉定
pp.14-17
発行日 1950年2月15日
Published Date 1950/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661906606
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—しもやけは寒さに對して血管の弱い人に起るもので,寒氣のために皮膚の血管に麻ヒを起して,續いて血液循環の故障を生ずることが,その原因であることがおわかりになつたでしよう。したがつて豫防法としてもまた治療法としても一方には寒さから皮膚を保護するとともに,他方には血管の働きを活溌にし,血液の循環をよくすることが必要になるわけです—。
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