フロントライン'99 医療と法
【座談会】医療は人権を守れるか(後編)—感染症予防医療法・指針にふれて
松田 正己
1
,
大熊 由紀子
2
,
根岸 昌功
3
,
光石 忠敬
1静岡県立大学看護学部
2朝日新聞社
3都立駒込病院感染症科
pp.850-854
発行日 1999年9月1日
Published Date 1999/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661905926
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プロとして考えなければならないこと
松田 今後,感染症予防医療法や指針を受けて,医療・看護者が,とくに一般病院で最初の患者を診る人が,最初の1人を救うためには,現状を公開してそこから自分たちを振り返るという手続きが大切だと思います.
東京都のエイズ対策などのご経験をおもちの根岸先生は,感染症全体に敷衍して医療者が患者の人権を守るという点で気をつけるべき具体案をお持ちではないでしょうか.
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