連載 カラーグラフ
なるほど人体—Human Body World・24(最終回)
人体の世界から見えること
坂井 建雄
1
SAKAI TATSUO
1
1順天堂大学医学部解剖学第一講座
pp.1100-1103
発行日 1997年12月1日
Published Date 1997/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661905478
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この連載も,今回が最終回となります.人体の世界を,みなさんとともにあちこち眺めてきました.解剖学が教える人体の構造が,意外とおもしろくて分かりやすいものだというのが,感じていただけたでしょうか.
解剖学というと,どうしても丸暗記が必要な退屈な科目になりがちです.この連載では,思い切って内臓を中心に扱うことにして,骨や筋肉,そして血管や神経の細かい名前をできるだけ取り上げないことにしました.そしてプラスティネーションによる解剖標本や走査電子顕微鏡の写真,それからカラフルなイラストで人体のしくみを解説することにしました.
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