特集 褥創は予防し,治すことができる—ブレーデンスケールによる科学的アプローチ
第4章 褥創ケア基準の作成と評価
さなだ ひろみ
1
1金沢大学
pp.137-140
発行日 1997年2月1日
Published Date 1997/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661905273
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褥創発生の要因は,対象によって異なり,またケア方法も各施設によって異なるため,一律のケア基準では,効果的な褥創ケアは難しく,施設あるいは病棟単位でケア基準を作成する必要性がある.
現在筆者は,褥創発生の予防とすでに褥創を持つ患者に対して,臨床では以下の方法でケア基準を作成してその評価を行なっている.
・ブレーデンスケールをつける(褥創発生者少なくとも10人以上集まるまで).
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