連載 Bonjour! パリの看護婦さん・1【新連載】
日・仏の架け橋として活躍するベレニス・フク・ダヴーさん
奥田 七峰子
1
1アメリカン・ホスピタル・オブ・パリ
pp.68-71
発行日 1997年1月1日
Published Date 1997/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661905258
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フランスとフランス人
フランスで医療通訳として働くわたしのもとにご縁あってこの連載のお話をいただきましたが,常々フランスの看護職の位置づけが日本のそれとは若干違う事を感じていましたので,それを毎回のインタビューを通して読者のみなさんにお伝えできたらと,願っています.多角度から彼(女)たちの職業意識やその内容を比較し,一歩彼(女)たちの内面にふみ入ったような質問も考えています.
自由・博愛・平等をうたうフランス人は,個人を尊重する国民で,これは裏を返せばプライバシーにかかわられる事を忌み嫌う国民でもあります.そのようにある中でも日本の『看護学雑誌』読者のみなさんのために,彼女たちは快くインタビューに(時にはフランス社会でタブーとされているような内容にも)応えてくださいました.
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