特集 動きはじめた外来
[外来を変えるさまざまな試み・2]乳がん患者のメンタルサポート—患者会の訪問ボランティアを支援する
斉藤 拾子
1
,
小城 良江
1
1東海大学病院8B病棟
pp.802-805
発行日 1996年9月1日
Published Date 1996/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661905163
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はじめに
当院では,開設時から継続看護の充実を目指して,外来と病棟が看護単位として結びつき,病棟配属の看護婦が交替で外来を担当する体制を採用してきた.そしてこの制度を活用して看護婦による専門外来(ストーマ外来・ブレスト外来)を開設した(図).今回ブレスト外来における活動の一環として,乳がん患者の社会復帰を助けるための体験者による訪問ボランティア導入を試みたのでその経緯を報告する.
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