連載 カラーグラフ
JJN Gallery・7
『病める子』—エドワルド・ムンク画
酒井 シヅ
1
1順天堂大学・医学部医史学
pp.582-583
発行日 1996年7月1日
Published Date 1996/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661905116
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絵は命の終わりが近い娘を前にした母親の絶望と深い悲しみを描いている.
この絵はノルウェーの画家ムンクの作品の中で,精神的内面を絵画に表現した最初の絵といわれる.それまでのムンクは,モネ,ルノワールらのように自然主義的な,形に忠実な絵を描いていた.
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