連載 このひと'96
宮子あずささん—東京厚生年金病院看護婦
pp.585
発行日 1996年7月1日
Published Date 1996/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661905117
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どんな経験も結局は看護に還っていくんだと思う
宮子あずささんといえば,臨床看護婦として働きながら,看護の魅力を世に伝えるエッセイや小説の執筆活動を続け,作品をお読みになった方も多いだろう.
さてこれまで,もっぱら「書く」ことで表現してきた宮子さんだが,ここ数年は,美大の通信教育で,コンピュータグラフィックを使ったデザインを学んでいたとのこと.このたび無事卒業し,その卒業制作が数多くの作品の中で優秀作に選ばれた.題材は「自分がイメージする看護雑誌」.写真にある表紙をはじめ,宣伝用ポスターに至るまで,一貫したコンセプトをつくりだし,それを「かたち」と「色彩」を使って表現した大作(3誌分,36枚!)になっている.
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