連載 探訪Women's Movement・9
看護婦以外で自分はいったい何がやれる?—やりたいことをやってみよう!
式田 秀子
1
1東京厚生年金病院
pp.618-621
発行日 1995年6月1日
Published Date 1995/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661904841
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どうして看護婦をやめちゃたの?
私がなぜ看護婦になったのかはっきりとした理由はないけれど,母が看護婦で,自然に病院の話を家の中でしていて,何となく私は将来医療にかかわった仕事をするんだろうなと漠然に思っていました.それと,少々おせっかいという性格にフイットする職業が“看護婦”であったとしか言えません.どうして,この職業を選んだのかあまりにその根拠が曖昧でお恥ずかしい限りです.
こんな私みたいに気がついたら看護婦になっていたというような人もいれば,資格があり,どこでも通用する仕事であること,能力が発揮できること,自分1人でも生きて行けること,お給料がまあまあいいこと(?)などなどたくさんの理由があると思うのです.
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