連載 あるべき自己を求めて—看護は自己創造の道・5
医は果たして仁術か
柳田 正臣
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1柳田エンカウンター・ソサエティ
pp.520-523
発行日 1995年5月1日
Published Date 1995/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661904820
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医療のあるべき姿とは
「医は仁術なり」という誰でも知っている言葉があります.この言葉ほど現代の医療関係者にとって噛みしめてみるべき言葉はないのではないでしょうか.
現代を特色づける最大のものは,何といっても技術の驚異的な進歩です.医療に限らず,人間社会のあらゆる分野に技術革新の波が押し寄せ,日進月歩の感があります.もはや現代に生きる私たちは,ハイテク技術の恩恵なしには,生活することも難しくなっています.
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