特別掲載 カルペニート,看護診断を語る
臨床現場における看護診断—看護管理者の視点から
関戸 好子
1
,
エレノア・H・ボウコウスキー
2
1慶應義塾看護短期大学
2カリフォルニア州サンバーナーディノ郡ディカル・センター
pp.343-348
発行日 1995年4月1日
Published Date 1995/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661904782
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はじめに
1993年6月に開かれた4年に1度の国際看護婦協会(ICN)総会(第20回)の席上でICN会長であるスタイルズ博士(Margretta Madden Styles, R, N., Ed. D., FAAN)は,協会の伝統を継承して,彼女のこれからの4年間の任期を特徴づけるスローガンを選んだ.スタイルズ博士は,フローレンス・ナイチンゲールの以下の言葉を引用して,“前進(march)”という言葉を選んだ.
“毎年,毎月,毎週…前進をしなければ,私たちは後戻りをする.どんな組織/システムも前進なしにはもちこたえられない”.
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