特別掲載 カルペニート,看護診断を語る
わが国の看護診断における課題
松木 光子
1
1大阪大学医学部保健学科
pp.349-354
発行日 1995年4月1日
Published Date 1995/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661904783
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はじめに
この度,カルペニート先生,ボーコウスキー先生,ウェーバー先生という北米における看護診断の権威者が3人も来日され,看護診断のセミナーが開催されることは,日本の看護診断の発展の促進に確実に寄与するでありましょうし,大変うれしく思っています.
そして,このセミナーの日本側の講師として招待いただきましたことは,大変光栄であります.今回のプログラムをみますと,看護診断の概要,実践と教育への適用などが予定されています.残るのは研究ですが,それはこのような大きなセミナーで行なう内容ではないでしょうし,こうして見ていきますと,看護診断の一応の内容はすでに網羅されているように思います.
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