特集 経営陣の一翼としての看護部長
看護部長は副院長になるべきだ―病院事業管理者の視点から
武 弘道
1
1川崎市病院事業管理者(前埼玉県病院事業管理者)
pp.376-379
発行日 2005年5月1日
Published Date 2005/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541100004
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
筆者は病院事業管理者の仕事について12年目になる.
この仕事は,市長や知事から公立病院の経営に関するすべての権限を委譲されて病院の経営・管理をする最高経営責任者(CEO)の仕事であり,鹿児島市病院事業管理者として8年,埼玉県病院事業管理者として3年を過ごした.
この4月からは川崎市病院事業管理者として働いている.鹿児島市立病院は九州一のサイズの自治体病院であり,埼玉県立4病院は,がんセンター,循環器・呼吸器病センター,小児医療センター,精神医療センターからなる高度・専門病院である.川崎市には市立川崎病院,市立井田病院,2006年に発足する多摩病院がある.
Copyright © 2005, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.