Japanese
English
特集 針刺し事故—そのショックとリアリティ
[海外文献]針刺し事故 そのショックとリアリティ
NEEDLESTICK INJURIES: The shock and reality
岡谷 恵子
1
Anne Moorhouse
,
BOLEN ROSE
,
EVANS JEANNE
,
GILCHIRIST JOANNE
,
HART MAUREEN
,
McKINLAY KAREN
,
MIDLEY LAUREN
,
MONTADA MARIA
,
MUNRO ANNE
,
SMITH RHONDA
,
STEWART FRANCES
,
TORRESAN NADIA
1聖路加看護大学
pp.707-712
発行日 1994年8月1日
Published Date 1994/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661904606
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
それはいつもの忙しい土曜日の夜のことだった.夜半近くになって,事故による外傷患者が救急部に運ばれてきた時に,スーザン・スミスがこの先数か月の間,悩み続ける出来事が起こった.患者に点滴をする時に,スーザンは注射針を自分の手に刺してしまったのだ.患者はICUに収容され,人工呼吸器が装着された.スーザンはAIDSにかかったのではないかという恐怖に襲われた.その恐怖は,ノーマン氏というこの患者が,ヘロイン中毒者だったことが分かった時にさらに強くなった.
Copyright © 1994, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.