グラフ
“安心”をまとった新しい針を一斉導入—名古屋市立東市民病院の取り組み
和田 昌也
,
本誌編集室
pp.692-695
発行日 1994年8月1日
Published Date 1994/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661904603
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おそらく誰もが一度はハッとさせられる針刺し事故.そのほとんどは,注意不足や個人の意識など看護婦側に原因があるとされている.しかし十分な安全性への配慮に欠ける医療器具のデザインによるところも実は大きいのではないだろうか.
欧米では,すでにそのことが指摘され,注意・意識などの人的要素を変えることよりも,むしろ人間工学的な見地から器具のデザインを改良し,安全性を高めることの方が先決という考え方に変わってきている.
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