連載 [インタビュー]第一線に飛び出した修士ナースたち・9
精神科病院でクリニカル・ナース・スペシャリストとして活躍
宇佐美 しおり
1
,
井部 俊子
1前・長谷川病院
pp.834-836
発行日 1993年9月1日
Published Date 1993/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661904353
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井部 クリニカル・ナース・スペシャリスト(以下CNS)として,精神科の病院に勤めていらしたわけですが,スタッフの時とCNSでは実質的に仕事の内容はどのように変わりましたか.
宇佐美 最初の1年あまりは,スタッフとして働いたのですが,チーム・ナーシングの中で割り当てられる,注射・点滴などのルティン業務が主でした.CNSになってからはルティン業務は一切なくなり,病棟でケア困難なケースを受け持つといった直接的なケアにかかわる仕事と,スタッフ教育の一環として,スタッフが患者さんに関して勉強できる素材を提供するといった,大きく分けて2つの仕事をやっていました.
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