特集 変容するケアの時代の法的・経済的枠組み
診療報酬が看護体制に与える影響
菊池 令子
1
1日本看護協会調査研究室
pp.515-518
発行日 1993年6月1日
Published Date 1993/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661904286
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診療報酬点数と病院収入
医療機関は,看護や治療などを行なうことで医業収入がある.その料金は,社会保険診療報酬および老人診療報酬において行為別などで細かく分類されて,全国一律に点数がつけられ,1点は10円である.その料金表は,「診療報酬点数表」と呼ばれている.
看護関係の点数を例にあげると「在宅患者訪問看護・指導料」(保健婦または看護婦による場合)450点,「在宅療養指導料」100点,「基本看護料(I)」318点,「特2類看護加算」200点(入院30日以内),「特例許可老人病院入院医療管理料(I)」698点となっている.
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