連載 プッツン看護婦物語・16
泣いた日もある恨んだこともの第16話
ドレーン花子と日本の看護をよくする会®
pp.1154-1155
発行日 1991年12月1日
Published Date 1991/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661904150
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帰り来ぬ青春。
通学時間が長くて、実習のある日は朝の5時起き。電車に乗るのか6時。病院に行って実習やって、家に帰るのは夜の8時。太陽もおがめぬ、モグラのような生活でした。冬の寒い日、真っ暗な中、ジャケットの上にオーバを羽織る完全防寒。髪ボーボーのノーメイクでとぼとぼ歩いて——。わたしの青春、ここで使い果たしちゃった。
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