連載 鉄郎おじさんの町から病院や医療を見つめたら…・6
告知:泣いてあたりまえじゃない
鉄郎
1
1「おおぞら」いぞく塾
pp.270-271
発行日 2008年3月1日
Published Date 2008/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541101151
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小嶋紳司さん(兵庫県在住)は,仕事でオランダ駐在中に奥さんががんになった.子どもの学校のこともあって日本には帰らず,オランダで治療を受けた.一時小康を得るが,帰国することなく他界(2002年).葬儀もオランダで行った.安楽死が認められる国オランダでの尊厳死だった.
彼の帰国後(2003年),思いがけず知り合って意気投合.そのおつきあいからオランダでの闘病体験談を聞かせてもらうことになる.最初に驚いたのが告知の情景だった.
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