PROFILE
小原真理子—クルド人難民キャンプで救護活動にあたった日本のナース—『看護は一方的に与えることではありません』
南部
pp.1143
発行日 1991年12月1日
Published Date 1991/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661904146
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湾岸戦争が終結した後,イラク国内で起こった内紛で,政府による武力鎮圧のために多数のクルド人が,国境を越えて隣国のイラン,トルコへと避難したことはまだ記憶に新しい.
小原さんは,赤十字国際委員会からの要請を受けた日本赤十字社から、クルド人難民救済のために,今年4月末からイラン領イラク国境付近のオシュナビエ難民キャンプに派遣され,救護活動にあたった日赤医療班4人(医師2人,看護婦1人,助産婦1人)のうちの1人である.
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